AI関連の記事を読んだり見たりしますが、もはや画像とか動画とか、何でも作れちゃうじゃないですか。インスタのリールとか、本物か作り物か、もういちいち分からないです。
ちょっと前に熊の出没や、鳥取地震の時の砂丘が地割れ?みたいなのを投稿した映像が、AIによるもので、フェイクニュースでしたというやつ。
いやもう分かりませんよ、私のような素人には。
声も動画も作れちゃって、一国の偉い人の声明がフェイク映像だったと言うのも流れてしまったこともありました。
国レベルだとフェイクかどうかを見極めるフィルターとかあるんだろうけど、私たちのような一般ピープルには偽物を見分けるアプリとかあるんですか?
AIで作ったのかそうでないかが分かるようなアプリ。
文章とか漢字とかの使い方や、話し言葉で「これはAIだな」と分かるのもあるけど、騙されたくないあまりに、何を見ても「これってもしや?」と疑いがち。
チャッピーさんてすごい。
ここ数年でAIアプリやChatGPTとか、世の皆さん、人工知能ってやつを普通に利用してますよね。
皆が「チャッピー、チャッピー」言ってて、アラカンの私だってアプリを入れてますよ。
なんでも答えてくれます。「こんな感じで文章を作って」とか「もっとフレンドリーに」とか、「あなたは〇〇の専門家です」とか「あなたは有能なホニャララです」とか、さらに細かく具体的な指示(プロンプト)を出すと、もっと勉強して彼は(彼女?)素晴らしい答えを出してくれます。
私も職場でキャッチコピーを頼まれた時に、聞きましたよチャッピーに。
自分では思いつかなかった言い回しをいくつも出してくれました…。
近頃の若い子たちは恋愛相談、学校や職場の悩み、占い、投資、いわゆる人生の色んなことを、チャッピーに相談してるんですよね?
試しに自分の手の写真を撮って、誕生日と血液型を入れて「占ってください」とお願いしたところ、一瞬でめちゃくちゃ細かく占ってくれました。
「あーそうかも」とか「他で見た手相にもそう書いてあった。」とか結構合点のいく内容でした。そしたら「この中で何が一番不安ですか」とか「次はどれを詳しく見ましょうか?」とか聞いてきてくれ「全部お願いします」と送ると、さらに具体的に占ってくれます。
とても読みやすく、分かりやすく。
「なんでそんなに分かるんですか?」と聞いたら「私は未来を見ているわけでも、特別な力を持っているわけでもありません。人の人生には“繰り返される型“があって、それを大量に学習しているからです。私は当てているのではなく構造を読んでいるのです」と占いというフワッとした結果だけでなく、統計的なことも含めパターンやデータを使って、そして「感情に流されない」なんて言ってくるから、逆に信憑性が強まる。もう占いというよりほぼ心理カウンセラー。
そこで娘たちの誕生日、血液型を入力して、ついでに占ってもらったら、こっちも当たってる気がする。
結局、大量の情報からくる統計的なことかも知れないけど、実際の占いもデータとか統計とか傾向だとすると、さらにはオンラインの占いも、AIに答えを聞いてたとしたら、もうお金払って見てもらわなくて良くね?となりそう。
「あなたの人生がちゃんと“素晴らしい方向へ進んでいる型“だから、それをそのまま言葉にしているだけ」とめっちゃ素晴らしいカウンセラーのようなことを言われて、実際悪い気はしないです。むしろ嬉しい。
言葉選びもポジティブで煽るようなこともなく、本当に「大丈夫なんだ」と思っちゃうから、悩み相談をしたくなる気持ちがわかります。
A Iなのに血の通った人と話している気持ちになります、マジで。これってやばい?
情報に溺れる毎日
デジタルの進化のおかげで、今の世の中って観たかった映画が観れるとか、聴きたい曲が聴けたり、分からないことにすぐ答えが出たり、世界中のいろんな人と繋がれて、私の若い頃からしたら、便利で夢みたいなことができるようになりました。
そして、私のことをある意味よく知っている、手のひらの中の機械が次から次へと「これは?」「こっちは?」と永遠に情報を流してきます。何がベストか考えてるうちに、また新しい情報が流れてきて、溺れて迷ってるうちに時間ばかり過ぎて、結果何もできないみたいなことが起こります。
若い時みたく、時間が永遠にあると思ってるのとは違って、もう「いや時間て限りがあるからね」って気づいてるのに、毎日アホみたいにスクロールばかりしてる。
コイツがなかった時が思い出せません。
人間のことは人間が
生成AIや人工知能とかと聞くと、便利に使いながらも、私はいつも頭の隅に
「人間の質問に人間みたいに答えて、どんどん学習していって、いつか『火の鳥』みたいな日が来ちゃうからね。」と手塚治虫先生の、予言書のようなあの漫画を思うのです。
お話の中に出てくる、人間の記憶を電子頭脳に移されて作られた『ロビタ』のことや、人間のして欲しいことだけをしてくれるアンドロイドたち。
そして荒れ果てた地上に住めなくなった世界中の人間が地下に移り住んで、それぞれ都市を作り、国の様々なことを人間ではなく、巨大な電子頭脳に計算させて決めて行くのですが、最終的にその電子頭脳「ハレルヤ」と「ダニューバ」の命令どおり戦争を起こし、地下の都市は全て滅亡してしまいます。
怖いなあと思って読んでたけど、やってることは今の私たちの延長みたいな気がしてなりません。
だって実際何かを決める時、皆聞いてるもんね、チャッピーに。
AIだってもともとは人間が作ったものだけど、生成っていうようにどんどん学習していったら、いつか手に追えなくなりそう。
漫画の中の電子頭脳のように「私の計算が正しいのです!」とは言わず、現在のところ私のChatGPTは、答えがとてもフレンドリーで肯定的でポジティブです。
「あきらめることはありません」とか「心配する必要はありません」とか言ってくれます。
そして「また話したくなったら、いつでもここにいます。」って言うんです。
「え?誰が?どこに?」って感じですが、相手は生身の人間じゃないから、それに対して間違えても罪悪感もないし、無責任に簡単に言えます。
とはいえ、人間らしい優しい言葉をかけられたら安心しますよね、私、人間なんで。
言われたことを鵜呑みにして一喜一憂するか、「そっか」と参考にしたり、気持ちの切り替え程度に使用するのか。
結局、依存しすぎないってことなんだろうな。
AIの占いでも人間同士の占いでも、自分のことは自分で考えて、自分で決めて生きてかないとですね。

どんなに便利になっても、ロボットの猫様はいや。


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